ものづくり体験 大阪【伝統】

2018年3月15日

みなさんこんにちは。

最近はなんでも便利になってきて『何かを作る』ということもどんどん簡単になっていきますね。

新しい便利な物ができても、すぐにまた更に便利な物ができたりと凄いスピードで変化していく時代についていけない自分がいます。笑

完成形の物だけではなく、その物自体を作るツールもどんどん進化していって、
より早く。
より正確に。
という感じで効率もどんどん上がっていきます。

でもその反面、機械ではどうしても作れなくて人の手で作らないといけない物もあります。

ものづくりとは?

大阪 趣味

ものづくりという言葉にみなさんはどういったイメージをお持ちでしょうか?

車やテレビといったような物を作る。
といった製造業をイメージされる方が多いのではないでしょうか?

正解です。
ですがそれだけではありません。

もりろん車を作るための部品を作る方だってそうです。
その部品を組み立てるためのネジを作る方だってそうです。

そして製造業だけではありません。

日本の伝統工芸や、私の大好きなゲームやアニメを作るプログラマーやクリエイターの職業の方だってそうです。

一言でまとめてしまうと何か付加価値のついた物を作るプロ!
というか職人になるんですかね?
ボーダーラインが曖昧で、調べてみてもハッキリとした線引きができませんが、単純な作業で生産できるものではなく、技術を必要とした生産をすることをものづくりというそうです。

ものづくりという言葉は1990年代頃から主に使われるようになった言葉だそうです。

ちょっとした豆知識をはさみますと、
なぜ『物作り』ではなく、『ものづくり』なのか?
どうして漢字を使わないのか?
これにはちゃんとした理由がありまして、
大和言葉だからだそうです。
大和言葉とは、外国から入ってきた漢字や外来語を元にしてできた言葉ではないからだそうです。

ということはかなり昔から日本では『ものづくり』という言葉は存在したんですね。

ものづくりの歴史

関西 歴史

日本は世界的に見ても老舗企業が多いです。
長く続くということは、それだけの間技術が受け継がれ続けている、機械ではできない(もしくはその物を作る機械を操作するのは人じゃないとできない)といった理由が想像できます。

ものづくりに関する技術や知識は世界でも群を抜いているのではないでしょうか?

製造業なんかでも、生産の拠点は中国や東南アジアに置いているものの、重要な部品は日本で作られたものじゃないといけない。
そういったテレビの特集番組なんかを見たことがある方もいると思います。

それくらい日本人は器用です。

器用だからこそものづくりに関する老舗企業が多く続いているというのは、誇らしくもあり、同じ日本人として嬉しいですよね。

ちなみに、外国の方には俗にいう職人に分類される職業は人気がないみたいです。
苦労してお金を稼ぐといったイメージがあるみたいで、日本のようにあまり尊敬される職業ではないそうです。

そういった所も外国に比べて日本に老舗企業が多い理由かもしれません。

そして、日本人のものづくりの精神も外国と比べてかなり出でてる部分があります。

外国から始めて日本に入ってきた工業製品などを、改良して更に使いやすくしたり小型化したりするといった事が日本人は得意です。

日本は技術はもちろん、開発する力も持っています。
一時期は開発するスピードも早かった時代もあったそうです。
現在では様々な理由や過去があった結果、開発力やスピードでは外国に一歩劣っているそうです。

せっかく能力も技術もあるのにもったいないですよね。
非常に残念です。。。

これからのものづくり

最後になりますが、
先ほど老舗企業のお話をしましたが、ものづくりを人から人へ伝えていくのは今の時代そう簡単ではありません。

これだけ色々な技術が進歩して次から次へと新しい物がどんどん出てくる時代です。
同じ物を作るにしても、昔より今の方が簡単な場合だってたくさんあります。

そういった仕事に、やり甲斐や面白さを見つけていくのもなかなか難しいことですし、
単純作業で効率良く多く作ることができるなら、人件費の安い外国にお仕事をとられてしまいます。

古き良き時代の技術だけではなく、人の考え方や教え方、教わる方の取り組み方、色々な要素が噛み合わないと、せっかく日本で生まれた『ものづくり』という言葉が聞けなくなる日がいつかくるかもしれません。

LALALAPOはものづくりではなく、手作り体験です。
ものづくりというお仕事だとミスはできないですが、手作り体験だと体験なのでミスはありません。
そもそも正解がないので。笑
はじめは単純になにかを作ることの面白さを体験してみてください。

ですので是非一度、気軽にご来店してみてください。

自分の手で自由に何かを作ってみて、作る過程や中身が面白くなったりして、
これは極めてみよう!
と思ったりすることがきっかけで、手作り体験、ものづくりの両方に興味や関心を持っていただけたら幸いです。

大阪手作り体験のLALALAPOでした。