大阪 体験 食品サンプル【材料】

2018年3月16日

奥が深い食品サンプルの世界。食べ物そっくりの模型を作って、レストランのメニュー見本などに使われていますね。
意外とファンも多いらしく、コレクションしたり、アマチュアの方でも趣味として制作している方もいるようです。
当店LALALAPOでもスイーツサンプルムースという食品サンプル作りの体験を行っております☆
さて、街角やレストランで良く見ますが、何を材料にして作られているかを知っている方は少ないのでは?

食品サンプルの材料とは?何で作られているの?

食品サンプル 材料

□ビニール樹脂

一番メインで使われていることが多いのが、ビニール樹脂という素材。
塩化ビニール(略して塩ビ)は有名な素材名ですので、聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか?
ここ日本では1940年代から使われ始めました。今は塩化ビニール製品が一つも無いというお宅は無いと断言出来るほど、その利用用途は幅広いです。

・塩化ビニールを原料とした製品
サランラップ、合成皮革、水道管、消しゴムetc…

□蝋(ワックス)

加工のしやすさと、手に入れやすさから、昔はこの蝋が食品サンプル作りにおけるメインの材料でした。
今ではより強度の高い塩ビが使われていますが、蝋でしか出せない風合いなんかもあるので、全く使われないというほどではありません。
当店のスイーツサンプルムースでは蝋と樹脂を組み合わせて制作しています。

・蝋を原料とした製品
キャンドル、鋳造の原型、潤滑剤etc…

□シリコン

シリコンとはケイ素という元素が元で、複雑な科学反応を用いて作られる素材です。
自然素材として存在しているわけではないので、シリコンそのものの作り方を説明するのは私にも無理(/_;)
形状もオイル状であったり、固形であったり、粉状であったりと相当に幅広いです。
一時期シャンプーでノンシリコンが流行しましたね。それで名前を知った方も多いかなと思います。

・シリコンを原料とした製品
料理用の型、マウスパッド、容器のパッキンetc…

主に上記した3つの材料が使われることが多いと思います。
基本的に食品をリアルに再現出来て、劣化しなければ良いので、作り手の工夫次第で他の材料も使われるかと思います。

どうやって作られているの?

基本的には実物の型を取り、完成した型に樹脂を流し込んで固めます。
その後着色して盛り付けて完成というのが大まかな制作方法です。(作る人や工場によっても違う)
パスタの麺やお米など、よく使われるものは普通に買い付けて、特徴的な部分だけ自分で作るというやり方の人も多いかと。
工場などで大量生産されている食品サンプルも、機械を使って工程を高速化しているだけで、制作の流れとしては大体こんな感じですね。

ルーツは食品サンプル。女の子も趣味として楽しむスイーツデコ

スイーツデコ

レストランなどに置く商業目的ではなく、個人的な趣味としてスイーツデコという可愛らしいスイーツのサンプルを作るのが一部で流行っています^^当店のスイーツサンプルムースは、このスイーツデコと食品サンプル作りの中間的な位置に在るのかなと思っています。

リアルに、可愛く完成したときはめっちゃ嬉しいです☆
女の子向けプラモデルって感じでしょうか。眺めているとおなかが空いて本物を食べたくなってしまうことも。笑
ダイエット中の型は気をつけましょう^^

LALALAPOで人気のスイーツサンプルムース体験

食品サンプル LALALAPO

制作するのもとっても楽しいんですが、体験で作ったあとの写真撮影がめちゃめちゃ楽しいのがこのスイーツサンプルムースの良いところ。
本物のケーキのようにお皿に乗せたり、今流行のウッドプレートに乗せてみたり、人それぞれでお洒落な写真が撮影出来ると思います☆
ただどれだけ美味しそうでもサンプルですので、間違って食べないように注意ですよ♪

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