大阪 手作り 包丁 【料理で必須】

2018年3月16日

料理をする上でほぼ必ず必要になってくるものがありますよね。
包丁です。
何を切るにしても包丁が必要になってきます。
今日はそんな料理には欠かすことのできない包丁のお話です。

一般的な料理で使われる包丁

皆さんはご自宅でどんな包丁を使われていますか?
一般家庭は飲食店や市場と違ってそこまで大量のものを1日に何回も切るということがないので、たくさんの包丁がご自宅にあるというのはなかなかない事かもしれません。

日本において一般的に家庭で使われている包丁というのは三得包丁といわれる包丁だと思います。
お肉も野菜も切れるごくごく普通の包丁です。
包丁の種類というのは非常に多いです。
少々勉強不足なので確かなことではないですが、おそらく今の呼び方で呼ぶと万能包丁という呼び方もすると思います。
皆さんが普段日常的に使われている包丁というのはこちらの包丁だと思いますが、こちらはもともとヨーロッパから日本に伝わってきた洋包丁(牛刀)が、時代とともに日本人の使いやすいように変化して現在の形になったそうです。

日本人は、世界中で見ても体格が小さいと思われます。
牛刀は18センチから22センチなのにに比べて、三得包丁は17、8センチが一般的だそうです。
日本人が自分達好みに大きさを変えていったんでしょうかね。

包丁の種類は意外と多い?

刺身 絶品

一般家庭でこれからご紹介するものを揃える必要は一切ございません。(笑)
プロの方や居酒屋などの飲食店で使うレベルの包丁のお話です。

例えばお魚をさばくには時には出刃包丁を使いますが、お刺身を切り分ける時には刺身包丁使います。
特に日本人というのは世界的に見ても魚をよく食べると思います。
今では日本食も世界的にかなり有名になってきましたので日本人だけが食べるものではないですが、刺身やお寿司といった生魚を昔から食べてきている日本人には魚の種類によって使用する包丁が変わってきたり、その魚専用の包丁があったりします。

一番皆さんがイメージしやすいと思われるのが『ふぐ』です。
ふぐ引きというふぐ専用の包丁があります。
ふぐ刺しというのはまるでお花が咲いた花のように非常に見た目が綺麗ですよね。
フグの刺身を作る時はフグの身を非常に薄く切る必要があるそうです。
薄く切らないとあれほど透き通ったふぐ刺しを作ることは無理ですよね。
そのために作られたふぐ引きという包丁は、他の包丁に比べて包丁自体の厚みも非常に薄く、刃先も直線的です。
一般的な包丁だと刃先は丸みを帯びていますので、包丁の刃で最後までものを切ろうと思ったら包丁を立てないと先の方では着れないと思います。
刃先を直線的にすることで最後まで包丁を立てずに引き続けることでフグの身を切ることができるのでふぐ引きという名前が付けられているそうですよ。

こういったように何かの専用の包丁もあれば、三徳包丁のようにある程度のものに対応できる万能型の包丁もあります。

ひとつひとつをご紹介していてはキリがないので、ふぐ引きのみのご紹介とさせていただきます。

大阪で包丁の手作りが一通り体験できる

大阪の堺市は刃物の町として歌詞から有名です。
そんな伝統のある刃物の街で自分専用の包丁は手作りできるお店があります。

和田商店という昔ながらのお店があります。
ここでは包丁の一通り包丁を作り上げる工程を体験できます。
柄付けの体験では実際に柄を叩いて入れていきます。
他にも包丁の切れ味を体験してから包丁の研ぎも体験することができるのでご自宅で自分で包丁をしっかり研げるようになります。
そして柄を入れた包丁は持って帰ることができるオマケ付き!
体験料が包丁代みたいなものでお得です。(笑)

和田商店

大阪府堺市堺区神明町東1-1-1

料理にはよく切れる包丁を

包丁 切れ味

切れ味の悪い包丁を使って料理をしているとストレスもたまりますし、料理の出来栄えにも影響してきます。
このような体験に参加することによって包丁のメンテナンスのやり方も身に付きますので、切れ味のいい包丁で常に料理することができるようになると思いもいます。

ご自分の使いやすい包丁をひとつは持っておいて損はないと思いますので、是非ともみなさんも包丁作りの体験に行ってみてはいかがでしょうか?

大阪手作り体験LALALAPOでした。

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